投資の透明性


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最近、ワインファンドを取り扱っている業者への行政処分が発表されたようです。このニュースに関連して投資の透明性の大切さを述べている記事を見つけました。

金融商品の透明性について(アキバ系投信自作派)

私はこの件については詳しく知らなかったのですが、インデックスファンドが透明性が(比較的高い)金融商品だという点では共感するところがありました。
上記記事では、ワインファンドのように、一般人には評価が難しい(情報の非対称性が大きい)商品を扱っている商品は、ファンドマネージャーが本来果たすべき職務を果たしているか分からない場合があることを指摘しています。これは不動産投資の場合などにも言えるでしょう。これらに対して、インデックスファンドはベンチマークとの乖離という方法で客観的にファンドマネージャーの運用をチェックすることが可能であるため比較的透明性が高いと結論づけています。

私もこれは非常に納得するところです。以前、新生UTIインドファンドをほぼ全額解約したことを書きましたが、コストが高いことに加え、このファンドがインドの投資会社UTIのファンドに実質的に投資するファンドオブファンズになっていることから、資産の変動が正確に何によって行われているか把握しにくいことも気になっていました。

インド市場はとても魅力的ですし、このファンドを実質的に運用しているUTIもかなり実績のある企業ではあるようですが、その運用が適切だったかどうか判断することは目論見書だけからは難しいように感じます。特に、インドのように自分に馴染みがない市場では、それがさらに難しくなるわけで、一言で言えば、相手を全面的に信頼しないと投資が成り立たないように感じます。それなりの利益が出る場合はそれでも我慢しつづけようと思っていたのですが、インドの株式市場の低迷で基準価額が大きく下がったとき、そこまで信頼しつづけることは自分の感覚に合っていないと感じたことがこのような選択を行ったきっかけの一つでした。

これは、海外の株式を対象としたファンドだけではなく、日本の資産を背景にしたファンドにも言えることだと思います。もちろん、運用会社を信頼して、自分の資産を託せるならとても素晴らしいことだと思います。最近はフィデューシャリー宣言を行っているセゾン投信のような例もあるようですし、各運用会社も情報公開を積極的に行うようになっていると感じます。ただし、それを含めて、運用会社を信頼して資産を託すのは投資家自身であるのだなあ、と改めて思った次第です。
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すいさく

Author:すいさく
40代、2015年8月頃から投資らしい投資を始めた初心者の日々をつづっています。

インデックスファンド・国内外のETFを中心にバイアンドホールドを基本に投資していますが、日本・海外の個別株式も一部保有しています。

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