米国個別株の内訳
私の2019年2月17日現在の米国個別株の上位保有状況は以下の通りです。
| 銘柄名 | 業種 | 組入比率 |
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1 | ロリンズ(ROL)
| ビジネスサービス | 8.53% |
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2 | マコーミック(MKC) | 生活必需品 | 8.49% |
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3 | ロイヤル・ダッチ・シェルB(RDS-B) | エネルギー | 7.97% |
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4 | エクソン・モービル(XOM) | エネルギー | 7.41% |
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5 | コカ・コーラ(KO) | 食品・飲料・たばこ | 6.64% |
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6 | ウォルト・ディズニー(DIS) | メディア | 6.61% |
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7 | ベリサイン(VRSN) | コミュニケーション | 6.44% |
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8 | MSCI(MSCI) | テクノロジー | 6.43% |
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9 | ユニリーバ(UL) | 生活必需品 | 6.41% |
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10 | ブラックロック(BLK) | 金融 | 6.34% |
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前回すいさく米国株ファンドの内訳を確認したときと比較すると、上位と下位の組入比率の差がかなり緩和されました。
先日は以下のようなツイートをしたのですが、
組入比率1位が害虫処理サービスのロリンズ(ROL)になるなど、細かい動きもありました。
1位だったマコーミック(MKC)が2位になってしまったのは辛いです。
自分としては、ビジネスモデルが長期的に崩れなさそうな銘柄を割安だと思うときにコツコツ買っているつもりですが、ほかではあまり見かけない銘柄も組み入れています。
特に、ロリンズ、ベリサイン(VRSN)あたりを保有している人は珍しいと思いますが、自分としては、上記の基準に合っていると考えています。
ベリサインは過去約1年で+60%近くのパフォーマンスを出しており、今すぐサービスが使われなくなることも考えにくいため、今後も保有を続ける予定です。
保有していたが手放した銘柄
逆に、保有していたが、最近手放してしまった銘柄は以下の通りです。
・アマゾン(AMZN)
・エヌヴィディア(NVDA)
・ジョンソン&ジョンソン(JNJ)
アマゾンは、ビジネスとしてはまだまだ成長できると思いますが、最近の決算が良くなく、いろいろケチがついているところが気になりました。
前回の買値(1400ドル前半)くらいまで落ちてきたらまた買い付けを考えるかもしれません。
エヌヴィディアに関しては、暗号通貨マイニングブームが終わり、一時的に在庫を抱えているのは仕方がないにしても、期待されていた(期待していた)自動運転やデータセンター部門に懸念が残り、それを跳ね返すような確信を持てるほどこの業界に詳しくないことから手を引くことにしました。
ジョンソン&ジョンソンは、ベビーパウダーに関するデータ隠ぺい疑惑に関するロイター側の報道は一方的に感じるものの、訴訟リスクは残ることなどから、少しずつ売却し、最後はダメ元で135ドルの指値を入れていたのですが、たまたま刺さって全売却となりました。
どれも長期では十分報われる可能性があるため、売却はちょっと早かったかなとも思いますが、利益が出ている(あるいは傷が小さい)うちに手放した方がいいと思っているので、後悔はしていません。
買ったことを忘れたい銘柄
保有は続けているものの、正直言ってあまり思い出したくない銘柄は、レンディングクラブ(LC)です。
アメリカ最大のP2Pレンディングサービスを提供している企業ですが、長期では株価下落を続け、現在は買値の約半分の株価(3ドル前後)に沈んでいます。

(出典:Yahoo!ファイナンス)
私は今でも黒字化の可能性はそれなりにあると考えていますが、現時点では「願望」に近いので、このまま存在を忘れながらひっそりと保有しておくことにしたいと思います。
買いたいのに買えなかった銘柄
これまでは、保有している(保有していた)銘柄について書いてきましたが、ずっと買いたかったのに買うタイミングを逃してしまった銘柄は、ディアジオ(DEO)です。
昨年終わりから1月にかけて130ドル代のときが何度かありましたが、ひと昔は100ドル代だったこともあり、もっと株価が下がるのではないかと様子を見ていたところ、一気に150ドルを超えてしまいました。

(出典:Yahoo!ファイナンス)
まあしょうがないですね。
ジョニーウォーカー黒を良く飲む(ブルーレーベルとかじゃないのが辛い)私としては欲しかった銘柄ですが、株価が上がりすぎたように感じるので、しばらくは様子を見たいと思います。
まとめ
そんなわけで、現在のすいさく米国株ファンドは、ロリンズ、マコーミック、ベリサインなどマニアックな銘柄も組み入れながら頑張っています。
こちらは、まめにベンチマークと比較している
本家すいさくファンドより趣味性が強いですが、逆に言うとそれだけ楽しみながら運用していると言えます。
これからも、リスクを適度に取りながら運用を続けたいと思います。
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