累積リターンの比較
さて、まずは月末における累積リターンの比較(縦軸はパーセント)です。

2018年1月末の累積リターン(カッコ内は先月の累積リターン)は、
すいさくファンド +39.60% (+33.63%)
TOPIX +38.85% (+37.4%)
日経平均 +40.42% (+38.39%)
と、先月末につけられた数パーセントの差を一気に縮め、ベンチマーク(の1つ)であるTOPIXに追いついています!
大発会では、日経平均の700円上げで一気に差を広げられ、中旬にはかなり心が折れそうになりましたが、ここにきて
つじつまが合いましたすいさくファンドも盛り返しています。
先月第一生命を特定口座で売却し、課税もされていることを考えると大健闘です。
(注:後でまとめるつもりですが、ベンチマークは2016年9月末に一括投資した場合の含み益率で、すいさくファンドは後から買い付けを行ったものも含めて、全投資額に対する含み益率で累積リターンの簡易比較を行っています。また面倒なので損益通算で戻ってきている分は計算から外しています)日次データ
次に、日次データを取り始めた2017年4月下旬から2018年1月末までの日次データをすべて並べてみることにします。

上にも書いたように、じわじわと差を詰めて、最後はベンチマークの下落によって追いついています。
今月がんばった銘柄
以前も登場しましたが、今月のヒーローはやはりバリューコマース(2491)君でしょう。

(出所:ヤフーファイナンス)
上がったり下がったりしながら、昨日の好決算から、今日(1月31日)だけで一気に+150(+18.25%)の972円で寄り付きとともにストップ高(一番右の白いローソク)。
この銘柄を保有してから3度目のストップ高です。
2015年12月24日に483円で取得したので、+101.24%、ダブルバガー達成です。
惜しむらくは、このときNISAの枠が足りなくなって特定口座で購入していたことでしょうか。
買った当時は率直に言ってここまで上がるとは思わなかったので、贅沢な悩みかもしれませんね。
一時は300円台になったり、やたらとボラが高かったり、といろいろ苦労させられましたが、
ほったらかしていた待っていた甲斐がありました。
ヤフーの掲示板を見たりすると、「こんなに株主思いのいい企業があることは知らなかった」などの書き込みも見かけましたが、良いときも悪いときも足掛け4年見つめ続けた私としては、やっと陽の目が当たったか、と感慨深いです。
銘柄に入れ込み過ぎるつもりはありませんが、かわいいよ、バリューコマース、本当にかわいいよ(笑)。
まあ、今日は寄り付きと同時にストップ高という出来すぎの結果で、明日からは反動で大きく下がると思うので一喜一憂はするつもりはありません。
この銘柄は今後も保有し続けるつもりですが、これに慢心せず、今後も成長する企業を見つけ、落ち着いて投資していこうと思います。
組入比率上位銘柄
組入比率上位銘柄(1月31日終了時点)は以下の通りです。
| 銘柄名 | 1月末の組入比率 | 昨年12月末の組入比率 |
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1 | 日産自動車(7201) | 10.66% | 12.29% |
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2 | バリューコマース(2491) | 8.48% | 7.76% |
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3 | コシダカHD(2157) | 8.45% | 8.80% |
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4 | ジャパン・ホテル・リート(8985) | 7.06% | 7.88% |
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5 | 力の源HD(3561) | 5.28% | 5.31% |
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6 | パーク24(4666) | 4.28% | 5.06% |
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7 | シャープ(6753) | 4.27% | 4.84% |
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8 | 良品計画(7453) | 3.18% | 3.66% |
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9 | ツクイ(2398) | 3.15% | 3.38% |
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10 | ソフトバンクグループ(9984) | 3.13% | 3.72% |
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なんと、バリューコマースは先月4位から、同じく好調なコシダカHDとJHRを超えて一気に2位に上昇しています。
好決算で順位を上げた無印良品も近いうちに買値(19,262円)の2倍になりそうな勢いです。
9位のツクイに関しては若干買い増しました。
また、今回掲載していない組入比率下位のものも含めて、かなり層は厚くなってきたように思います。
おわりに
2018年最初の月は、バリューコマースの好決算により、ベンチマークに追いつくことができました。
本日のシャープの決算なども良かったので、じわじわと2番サボテン、3番サボテンの芽も育っているように思います。
これから春にかけて、少しずつ花を開かせるのでしょうか。
それとも立ち枯れてしまったりはしないのでしょうか。
楽しみにしながら来月を待ちたいと思います。
なお、この記事は同様の投資法を推奨するものではありません。
また、すいさくファンドでは単元未満株を中心に投資をしているため、これらはあくまでもコアのインデックス投資に対するサテライトにしかすぎません。
くれぐれも投資は自己判断・自己責任でお願いします。
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