「動」の中に「静」を見て、「静」の中に「動」を見る

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1.はじめに

いやー、水曜の晩から木曜日にかけてはびっくりしました。

アメリカの「ロシアゲート」事件のことは知っていましたが、それが一気に政治不安につながり、株安・1日に1円以上の円高の展開になるとは思いませんでした。

でも、こんなときこそインデックス投資の特徴が出るんじゃないか…

と考えていたら、ふと「『動』の中に『静』を見て、『静』の中に『動』を見る」という言葉が浮かんできました。

2.「動」の中に「静」を見る

インデックスは市場全体に分散されているため、個別銘柄ほどは値動きが激しくなりません。

特に、調整局面では、個別銘柄が-10%というときに、インデックスは-2%程度ということも珍しくありません。

ロシアゲートが緊迫した木曜日はすいさくファンド(仮)で組入比率最大の第一生命HDは-5%近くの下落を記録しましたが、日経平均は-1.3%でした。

たとえ嵐を迎えても、揺れを最小限に抑えられる、巨大客船のような安定感があるのがインデックス投資と言えるかもしれません。

これが「動」の中に「静」を見るイメージです。

(リーマンショック級の大嵐であればさしもの巨大客船も心元ないですが、そのときは積立を継続しながらじっと嵐が通り過ぎるのをじっと待つほかないのでしょう。)

3.「静」の中に「動」を見る

最近、逆のことも感じるようになりました。

つまり、あまり動かないように見えるインデックスの中にも、個別銘柄のダイナミックな動きが感じられるような気がしてきたのです。

日経平均と言えば、ファーストリテイリングやソフトバンクの寄与度が大きいことが知られていますが、やはりこれらの銘柄の値動きが大きいと日経平均も大きく動きます。

すいさくファンド(仮)に組み入れられている第一生命HDの寄与率はそこまでではないものの、βは正(1.7くらいのようです)なので、第一生命の値動きが大きいときは日経平均もそれなりに動きます。

このような経験を繰り返すうちに、これまでは単なる数字としての感覚しか持てなかったインデックスが徐々に血が通った企業の集合体のように見えてきたのです。

これが私の「静」の中に「動」を見るというイメージです。

4.最後に

よく、いろいろな投資法を試した後で、最終的にインデックス投資を選ばれたという方の話を耳にします。

インデックス投資を続けるのがしんどくなったときに、組入上位の超優良企業の名前を見て自分を奮い立たせるというアドバイスも良く聞きます。

これらの話は、私は頭では理解しながら、しっくりこないものも感じていました。

しかし、今回、おぼろげながらその感覚がわかってきたような気がします。

私の場合は、個別株投資とインデックス投資を併用していてこのようなことに気づいたわけですが、今の投資スタイルを続けることによって、逆にもっとインデックス投資の良さが見えてくるかもしれません。

私はまだ煩悩が多く、そこまでの段階には至っていませんが、いつかそういう心境になる日を楽しみにしたいと思います。
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すいさく

Author:すいさく
40代、2015年8月頃から投資らしい投資を始めた初心者の日々をつづっています。

インデックスファンド・国内外のETFを中心にバイアンドホールドを基本に投資していますが、日本・海外の個別株式も一部保有しています。

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