「投資とは自立である」という考え方

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1.はじめに

資産形成のための運用を行っていて、私がとても共感した言葉があります。

「投資とは自立である」

という言葉です。

この言葉はいろいろなところで見た記憶があるので、誰かが最初に言い始めたというより、きっと一般的な考え方なのだと思います。

今回はこれについて書いてみます。

2.自分なりの解釈

コトバンクに収録されているデジタル大辞泉の解説では、自立を以下のように定義しています。

じ‐りつ【自立】
[名](スル)
1 他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。「精神的に自立する」
2 支えるものがなく、そのものだけで立っていること。「自立式のパネル」
(デジタル大辞泉の解説:コトバンク

つまり、誰かに従属するのではなく、また、支配や助力を受けずに、「独り立ちをする」ことが自立だというわけです。

私なりに、これを投資の文脈で考えてみると、

a. 他の人の言葉を鵜呑みにするのではなく、自分なりによく考えて投資を行う
b. その結果は、あくまでも自分の責任で受け入れ、人のせいにはしない

ということなのではないかと感じます。

3.意外と難しい

これは考えてみると当然のことなのですが、いざ実行しようとすると意外と難しいような気がします。

aの「自分なりによく考えて」には、特定の投資法のやり方を理解するだけではなく、その長所・短所や、本当にその投資法が自分に合っているかも理解する(しようとする)ことが含まれているように思いますが、冷静なときは大丈夫でも、ついつい我を忘れてしまうことがあるかもしれません。

以前、マネックスの手数料無料キャンペーンのときにAMDの株を買った話を書きましたが、このときは、キャンペーンに浮き足立ったために自分の投資の基本方針から知らず知らずぶれてしまい、冷静に考えれば買わないはずの株を買ってしまいました。

AMDの株価は先日の決算後に1日で約-20%の暴落をしてしまい、結果的にはやはりこの選択が誤りだったことが裏付けられましたが、たとえ好決算で株価が急騰していたとしても、通常ならしないはずの選択をしたことはやはり誤りだったと思います。

(不幸中の幸いで、AMD株の保有数は2株、損失は今のところ約6ドルで済んだので、今後の教訓とします)

そして、bの「結果を自分の責任で受け入れ」はより難しいからこそ気をつけねばいけないような気がします。

私は、現時点ではコアとしてインデックスファンドやETFをバイアンドホールドし、サテライトとして若干の個別株投資を行うことが自分に合っているという結論に至りましたが、このような結論を下したのはほかでもない自分です。

したがって、これがどんな結果になったとしても、インデックス投資あるいは個別株投資だけを行っていた方が良かったと思うことがあっても、損失でやり場のない気持ちになったとしても、それは100%自分の責任であって、ほかの誰のせいでもありません。

同じように、たとえ誰かの考えやアドバイスを参考にしたとしても、その結果はあくまでもそれを採用した人自身が引き受けるべきであり、逆に言うとその限りにおいて、どんな投資法を選ぶのかは個人の自由なのだろうと思います。

4.おわりに

私が投資を行っている理由の一つは、経済的に自立できるようになりたいということでした。

しかし、考えてみると、自分の状況を人任せにしない、自分のことを真剣に受け止める、という広い意味での「自立」ができてはじめて経済的自立を実現できるように感じます。

このような自立の要素には耳に痛いものも含まれているように感じますが、このような記事を書いたことをきっかけにして、私も自分なりに良く考え、これからまたぼちぼちと歩んでいきたいと思います。
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すいさく

Author:すいさく
40代、2015年8月頃から投資らしい投資を始めた初心者の日々をつづっています。

インデックスファンド・国内外のETFを中心にバイアンドホールドを基本に投資していますが、日本・海外の個別株式も一部保有しています。

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