「そのとき」になってみないと分からない

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11月のいわゆるトランプラリーから、米国株も日本株も、そして一時期は不要論も叫ばれていた新興国株も好調です。

私のポートフォリオでも、インデックスファンドの含み益が軒並み10~20パーセントを超えています(と思っている隙から、日米の株式市場で不穏な動きがありますが)。

当然のことながらここまでが相当な異常事態だと思いますし、急激に相場が上昇しているということは、それと同様、あるいはそれ以上の下落があるということだろうと思って、キャッシュポジションは維持し続けています。

2015年のいわゆるチャイナショックの後から投資らしい投資を始めた私は、これまで暴落らしい暴落を経験していません(2016年初めの調整は無我夢中のまま過ぎてしまったという感じです)が、ひねくれ者の自分としては、そういうときの方が一層投資に熱が入りそうな気もしないわけでもありません。

また、私はサボテン栽培をしていることから、いい時も悪い時も一定のペースでコツコツと物事に取り組むことの大切さはよく理解しているつもりですし、アホみたいに忍耐強くて、普通の人だったら絶対にやらないような地味なことを淡々とやるのも得意です(下記の過去記事参照)。

サボテンのように(サボテンのように資産を育てるブログ)
お金持ちになる条件(サボテンのように資産を育てるブログ)

また、先輩インデックス投資ブログなどを読みながら、いざ、暴落が起きてしまったら自分の気持ちはどうなるか、頭の中で何度もシミュレーションしてきました。

梅屋敷のランダムウォーカーさんの2008年の記事から学ぶこと(サボテンのように資産を育てるブログ)

しかし、そんな私でも不安です。

人間は弱いもの。本当に「そのとき」になってみなければ、その心境は分からないからです。

これまでピンチになっても(愚痴をこぼしながらでも)何とかやってきた自分も、いざ暴落を経験したら、考えが変わってしまうかもしれません。

暴落はいつ来るか分からない、どれだけ下がるのか、今後上がるのかさえもわからないからこそ怖いわけで、そのときに「絶対」に冷静さを保てる自信があるかと聞かれれば、胸を張ってイエスとは答えられないような気がします。

でも、少なくとも、これまでブログやツイッターを通じて交流させていただいた先輩・仲間のインデックス投資家の方々との日々、先輩ブログに書かれた知恵は、このような状況から自分を救ってくれるように思います。

リーマンショックの後も、放置あるいは狼狽売りするより投資を続けた人の方がリターンが大きくなった、というデータもあります(たとえば下の記事)し、そのときになってみないとわからないとは言え、前を向いて市場に残り続けることが良いということは、少なくとも理性では確信を持って理解しているつもりです。

もし積立投資をスタートして1年後にリーマンショックがきたとしたら…?(低コストの投資信託で資産形成)
資産運用のキモは積立+株価暴落時のスポット買い!リーマン・ショック後の大量買いで資産を増やしたインデックス投資家・虫とり小僧さんの手法を公開!(ダイヤモンドZAI)

もし、本当に正気を失いそうになったら、せめて他の方にご迷惑をかけないようにツイッター(ブログも)は止めてしまうかもしれませんが、そのときは「すいさくは自分に負けた」と思っていただければ結構です(笑)。

『山月記』(下記リンクで全文を読めます)をひねって「しかし、その時、眼の前の日経平均が4000円下がるのを見た途端に、自分の中の人間は忽ち姿を消した。再び自分の中の人間が目を覚ました時、自分のツイッターアカウントは罵詈雑言に満たされ、あたりにはブロックの跡が散らばっていた」というネタを思いついたのですが、自分で書いていても若干引いてしまったので、とにかくそうならないように用心しながら、歯を食いしばっていきたいと思います(笑)。

中島敦 山月記(青空文庫)

(ちなみに、日経平均の1日の下落幅の最大値は、1987年10月20日の-3836.48円とのことですが、このときは確かまだ値幅制限がなかったころですよね。)

今からこういうことを書くのは変なのかもしれませんが、いざというときのための心構えとして自戒をこめて。
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すいさく

Author:すいさく
40代、2015年8月頃から投資らしい投資を始めた初心者の日々をつづっています。

インデックスファンド・国内外のETFを中心にバイアンドホールドを基本に投資していますが、日本・海外の個別株式も一部保有しています。

2017年2月現在の方針はこちら

twitterアカウントもつくりました↓
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