VOO-VTIとVYM-HDV問題が最終決着?

TCIMG_1746_TP_V.jpg

はじめに


外国株式クラス、特に米国株式に関して、私はこれまでいくつかのETFを保有してきました。

その中には、VOOとVTI、VYMとHDVのように、似ているがどちらも良いと言われているから買ってみた、というものも含まれます。

これらについては、それぞれ強み・弱みがあり、どちらが自分に合っているのか判断できませんでしたが、ここにきて自分の考えが固まってきたので、まとめてみることにします。

VOO vs. VTI


VOOとVTIはともにバンガードの米国株式市場を広く対象としたETFです。

VOOがS&P500への連動を目指しているのに対し、VTIは小型株も含めてより幅広く分散していることが特徴です。

VOO(S&P500)のメリットは、米国の優良大型株が組み入れられているので、それ自体選別が働いている(のがTOPIXなどと違う)ことだと思います。

ウォーレン・バフェットが、自分の死後には家族に資産をS&P500連動ETFとして保有するよう言っているということでも有名です。

VTIのメリットは、大中型だけでなく小型株も多数組み入れられており、小型株効果でより大きな成長が見込める(かもしれない)ことでしょう。

詳しい解説はたぱぞうさんのブログ記事がおすすめです。

VTIはほとんど米国全体への投資!米国ETF最強の一手!(たぱぞうの米国株投資)

経費率はVTI・VOOともに0.05%と爆安です。

ここで迷うのは、米国株全体(VTI)に投資するか、その中の優良企業(VOO)に絞って投資するか、ということだと思います。

…悩ましい。

VYM vs. HDV


この2つはどちらも高配当系の米国株式ETFです。

VYMがバンガード、HDVがブラックロック(iシェアーズ)から提供されています。また、VYMが427銘柄、HDVが73銘柄と、VYMの方がより広く分散されています。

また、以下のサイトで紹介されているように、HDVはエネルギーセクターが多いのに対して、VYMは少な目です。

米国高配当株(VIG,VYM,HDV,DHS)の組入れ上位銘柄を比較してみた(関東在住福岡人のまったり投資日記)

HDVはブラックロックの高配当ETF!配当利回り3.8%(たぱぞうの米国株投資)

配当利回りは、年によって違いますが、HDVが3%台中盤~後半、VYMが3%台前半と、HDVの方が若干高めに出ています。

配当以外のパフォーマンスに関しては似たりよったりのようで、特にエネルギーセクターの調子が良いときはHDVが、そうでないときはVYMが良いという感じのようです。

経費率は、VYMが0.09%、HDVが最近引き下げて0.08%とHDVの方が低くなりましたが、ほぼ同じレベルです。

また、回転率(annual turnover rate)がHDVが約70%、VYMが約10%と相当差がついていますが、以下の記事にあるように、ETFの場合は、組入銘柄の売買コストは指定参加者が負担していると考えられるため、そこは気にしなくてよいと考えました。

【大発見】ETFの売買回転率が高くても個人投資家に税務デメリットはない!? (Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる! )

とすると、エネルギーセクターの影響と若干違う配当利回りをどう考えるか、ということが決め手になりそうです。

増配系は?


他社からも提供されていますが、米国増配系ETFではバンガードのVIGが有名です(今回書いた商品の中で、これだけは実際には保有していません)。

これは経費率0.09%とかなり低めですが、配当利回りは2%台と高配当系のHDVやVYMには劣ります。

一方、日本で販売されている投資信託では、SMT米国配当貴族インデックスオープンなどがあります。

SMT米国配当貴族インデックスオープンの場合は、信託報酬率が0.594%(税込)とETFに比べると若干高いですが、自動積立ができ、ドルコスト平均法が使えるところがメリットです。

どちらも生活必需品セクター銘柄が多く組み入れられており、配当利回りは必ずしも高くなくても、比較的値動きが安定していてじわじわ成長しているイメージです。

で、どうするか?


以前はVT一本でいいと思っていた自分ですが、VT、VOOやVTIだとあまりに分散が効きすぎているので、エクソンモービルやマイクロソフトなど高配当系、P&Gやジョンソン・アンド・ジョンソンなど増配系などをそれぞれ保有して、高配当銘柄を厚くするのもありかもしれないと思い始めました。

そこで、

・基本インデックスはできるだけ分散されたもの
・高配当は文字通りできるだけ配当が高いもの
・増配系はじわじわと積み立てられるもの、

という基準で、以下の組み合わせにすることに決めました。

・基本:VTI、ニッセイ外国株式インデックス
・高配当系:HDV
・増配系:SMT米国株配当貴族インデックスオープン

普段は、ニッセイ外国株式とSMT米国配当貴族を積み立て、大きく値下がりしたときにHDVやVTIを買い増すスタイルで考えています。これで自分の目的ではバランスがとれそうです。

逆に、

・VOOはVTIほど分散されていないし、高配当銘柄はほかのETFでカバーすればよい
・VYMはHDVより分散されている分配当利回りで劣る
・VIGはほかのETF・ファンドでカバーできる

という理由で、選びませんでした。

特に、VTIとVOO、HDVとVYMに関してはずっと悩んでいたので、これで自分の中ですっきりしました。

ここまで考えるまでに、いろいろな記事を参考にさせていただきました。どうもありがとうございました!

なお、私の場合は、いくつかのETF・ファンドを同時に保有することを決めたため、上記のような組み合わせになりましたが、1本で済ませたい、あるいは種類を絞りたい、という場合は当然違う組み合わせになることが考えられます。どうぞご注意ください。
Related Entries

Comments

Private comment

プロフィール

すいさく

Author:すいさく
40代、2015年8月頃から投資らしい投資を始めた初心者の日々をつづっています。

インデックスファンド・国内外のETFを中心にバイアンドホールドを基本に投資していますが、日本・海外の個別株式も一部保有しています。

2017年2月現在の方針はこちら

twitterアカウントもつくりました↓
@suisaku_cacti

カウンター

検索フォーム

相互リンク

メールフォーム

Name:
Mail address:
Subject:
Body: