『全面改訂ほったらかし投資術』を読み直す

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証券口座を作ってから2年くらい(本当に)ほったらかしをしていた後に、インデックス投資を基本とした投資を行うことを決心した(実はNISA口座の移管までした)きっかけは山崎元氏・水瀬ケンイチ氏の『全面改訂ほったらかし投資術』を読んだことでしたが、ここ数日、日本企業の個別株式を購入したりして、当初の決心からブレているのではないか、と思って改めて読み直してみました。

その感想は「意外とブレていない」ということでした。

最初に読んだときは個別株投資に関する記述は記憶に残っておらず、この本は個別株投資には批判的な印象を(勝手に)持っていたのですが、

かつて山崎は、自分で個別の株式を選んで十数銘柄以上の銘柄に分散投資した自家運用ポートフォリオをすすめることがありました。(102ページ)

個別株でポートフォリオを作って運用することについては、それ自体が十分に合理的なやり方であり、また、

(A)分散投資でリスク低減が十分可能である
(B)継続的な手数料がかからない有利さがある
(C)(面白い人にとっては)それ自体が面白いゲームでもある

という理由からも、引き続き「できれば、多くの人にやってほしい」と思っているのですが…(103ページ)

と書かれています。

個別株式投資についてはある程度の分散は考えていますし(十数銘柄まではいかないものの、今数えてみたら、日本株式で8銘柄、米国株式で7銘柄ありました)、確かに、ゲームとしては非常に面白いことも実感しています。

したがって、ある意味、いろいろな情報を得た上で行きついた結論は、当初読んだ『ほったらかし投資』の範疇から離れていなかった、ある意味「釈迦の手の上で踊っているだけだった」と言えるかもしれません。

最初に読んだときはほとんど良く分からなかった第4章の日興アセットマネジメントの今井氏のインタビューも、今読んでみるとマニアックで面白い!

実は、当時はインデックス投資信託とインデックスETFの仕組みの違いが分からなかったのですが、1年ほどETFとインデックスファンドを保有して、だんだん感覚に馴染んだところで読み直したらとても勉強になりました(逆に言うと、初心者は確実に読み飛ばした方が良さそうです)。

このところのコスト革命で、具体的な商品説明には古さを感じるようになりました(昨年出たばかりの本なのに!)が、簡潔でありながらインデックス投資の基本を網羅し、ほかの投資方法との関係(インデックス投資の限界や批判に対する反論)などにも丁寧に触れられていて、やはりこの本は名著だと再認識した次第です。

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Author:すいさく
40代、2015年8月頃から投資らしい投資を始めた初心者の日々をつづっています。

インデックスファンド・国内外のETFを中心にバイアンドホールドを基本に投資していますが、日本・海外の個別株式も一部保有しています。

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