【企業価値を最大化せよ!】人生ゲームM&Aの紹介

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はじめに


人生ゲームにはいろいろなバージョンがありますが、実は堀江貴文(ホリエモン)氏ほか監修のバージョンがあるのをご存じでしょうか?

実は私は2006年のライブドアショックのときに「入手不可能になるかもしれない」と思ってとっさに注文したためこれを持っているのですが、今回はこの人生ゲームについて紹介したいと思います。

ゲームの目的


このゲームの目的は説明書では以下のように書かれています。

10億円の資金を持ちゲームスタート!友好的か?敵対的か?M&Aでオーナーになったら、企業価値を高めて敵対的買収から守り抜け!真の巨大コンツェルン総帥は誰だ!

また、リアリティのあるゲーム作りのために、堀江氏のほかにも多数の起業家が監修しているのだそうです。

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よくよく見ると、レオス・キャピタルワークスの藤野英人氏も写ってますね!

これは期待できるかもしれません。

基本的な流れ


基本的には、企業をたくさん買収して資産価値を最大化することが目的です。

お札の単位が大きい!


まず、ゲームを始めて驚くのは、人生ゲームにつきものの「お札」の単位の大きさ。

お金

なんと、最低単位は10億円です!

ゲーム開始時点で既に億り人!!

最大は1兆円札!

こんなのがたくさん流通していたら、デフレなんて簡単に終わりそうですね(笑)!

コマ

コマは普通の人生ゲームと同じですが、自分以外のキャラクターは、家族ではなく、ビジネスパートナーとして買収の際に大きな役割を果たします。

まずは資金稼ぎコース


ゲームは資金稼ぎコースから始まります。

資金稼ぎコース

ここでの目的は、資金を貯めながら、企業を買収することです。

企業カード(玩具)

企業カードはこのようになっており、

・買収価格
・時価総額
・この企業の資産を担保にしたときの借入限度額
・純利益

などが書かれています。

純利益は「決算日」のコマ(下の写真参照)に停まる度に受け取れます。

決算日

ちなみに、上で紹介した企業カード「玩具」の純利益20億円は低い方で、いやいやゲームを始めたはずの知人が終盤では

「ちっ、20億かよ」

と言い出すほど金銭価値がマヒしてきます(笑)。

なお、ほかのプレーヤーが全員企業を買収してしまうと「名も無き企業家」となってしまい、手持ちの企業がないままメインコースに進みます。

次が本番、メインコース


無事最初の企業を買収できるといよいよメインコースに入ります。

メインコース入口

ここでの目的は、

・自分の持っている企業の価値を高め
・場にある、あるいは、ほかのプレーヤーが持っている企業を買収し
・ほかの資産や現金をできるだけ多く得る

ことです。

まず、企業価値アップあるいはダウンのマスに停まると、手持ちの企業の企業価値が変わります。

たとえば、企業カード「自動車」は、通常時価総額が3500億円ですが、
企業カード(自動車)

企業価値がアップすると、時価総額は1兆7500億円まで上がります。
企業カード(自動車アップ)

グループを拡大するぞ!友好的M&A


「友好的M&A」と書かれたコマに停まると、場の企業(誰も所有していない企業)を選び、ルーレットの数+人材(ビジネスパートナー)の数が7以上であれば買収することができます。

つまり、ビジネスパートナー(自分以外にコマに乗っている人)が多いほど買収を有利に進めることができるのです。

友好的M&A

なお、このゲームで行うM&Aにはほかにも「敵対的M&A」がありますが、これについてはこのゲームの目玉なので後述します。

企業価値を増やせ!資産カード・提携企業カード


資産カードと提携企業カードを使うことで、手持ちの企業の価値をさらに増やすことができます。

資産カード

資産カードには、堀江氏監修らしく?

・プロ野球チーム
・アイドルファンド
・競馬場

などがあります。

これらの価値は、ゲーム終盤の精算時に決まります。

また、提携企業カードがあると、決算日に純利益が2倍になることがあります。

最大の目玉!敵対的M&A


このゲームの目玉は、やはりプレーヤー同士で対戦する敵対的M&Aですね。

ゲームの途中では少しずつ「攻撃カード」と「防衛カード」が溜まっていきますが、それを使って対戦します。

攻撃カード

防衛カード

攻撃カードには、

・プロキシ―ファイト
・LBO
・ファンド
・マスコミの支持
・人脈
・ハッタリ

など、役に立ちそうなのも、そうでないのもありますが、記載されている数字が各カードの攻撃力を表します。

一方、防御側には、

・ホワイトナイト
・ポイズンピル
・クラウンジュエル
・焦土作戦

など、ライブドアによるニッポン放送買収騒ぎのときに良く聞かれた単語もあれば、

・無策
・悪あがき

などどう見ても役に立たなそうなものもあります。

「敵対的M&A」のコマに停まったプレーヤーは、ほかのプレーヤーの手持ちの企業を一つ選び、買収をしかけることができます。

対戦

攻撃側は攻撃カード、防衛側は防衛カードをそれぞれ3枚ずつ出し、攻撃側の合計点が防衛側を上回れば買収が成立し、企業の所有権は攻撃したプレーヤーに移ります。

写真の場合では、防衛側が5+5+1=11点、攻撃側が3+5+0=8点ですので、買収失敗というわけです。

こんな感じで、プレーヤー同士で企業を取ったり取られたりするところがこのゲームの一番のウリですし、逆に言えば、いかに攻撃を成功させるか、あるいは逆に、いかに手持ちの企業を防衛するか、を考えるところが重要なポイントとなっています。

自分の企業が何度も狙われる可能性が高いのであれば、強い防衛カードをわざと使わず温存させておく、という戦略も必要になるかもしれません。

清算・そしてゴール


ゲーム終盤では、ほかの人生ゲームと同様に、清算やゴールのコマもあります。

清算

「清算」のマスでは、借入金の返済を行います。

借入を全て完済できない場合は、手持ちの現金を全てつぎ込んで「人生最大の賭け」をします。

ゴール

ゴールでは、着順によってボーナスをもらえるだけでなく、全員がゴールするまで手持ち企業の純利益合計をもらえるため、ここでも資産が多い方が有利です。

全員がゴールしたら、資産を全て現金化し、資産額が最大のプレーヤーが優勝となります。

くせものなのが、「人工衛星」の資産カードが買える、ゴールの1つ前のマスです。

人工衛星は3000億で購入できるのですが、現金化するときに運が良ければなんと

3兆円!!

になるため、これだけで順位が逆転してしまう(実際にありました)という恐ろしいマスです。

ゲームバランスが微妙と言えば微妙ですが、そんなに頻繁に起こるイベントではないので、最後まで目が離せない、とポジティブに評価しておきます。

株式投資は脇役…?


さて、このゲームでは、レオスの藤野氏が監修に入っていることなどから、株式投資もかなり重視されているのかと思いきや、メインは経営やM&Aとなっており、株式投資はあくまでもギャンブルという側面が強いようです。

株式投資

「株取引」マスに停まると、上の画像左側のコースを使い、資金上限100億円で好きなだけルーレットを回し資金を増やすことができます(途中で止めることもできます)。

数字が書かれたマスに停まると、資金はその数字だけ増えますが、「×」がついたマスに停まると何も得られません(元本も返ってきません)。

逆に言うと、株式投資の要素はこれだけなので、本格的な株取引ゲームを期待する方には肩すかしかもしれません。

まとめ


人生ゲームM&Aは、特に企業買収の側面に焦点を当てた人生ゲームです。

私のように、たくさんの企業を所有したい、と単元未満株をいくつも買ってしまうような方にとっては所有欲が満たされるかもしれません。

また、

・一発逆転の要素も数多くちりばめられており、最後まで目が離せないところ
・手軽に大金を動かしている気分になれるところ
・投資をやったことがない初心者でもすんなり入れるところ

などはそれなりに評価したいと思います。

一方で、M&A以外のルールは荒削りなことや、株式投資の要素が薄いことなどは、本格的なビジネスゲームとして遊ぶにはやや物足りないかもしれません。

そのあたりを理解した上でパーティーゲームとして遊ぶのであれば、なかなか面白いゲームではないかと思いました。



<おまけ>

ゲーム盤全体の写真も掲載しておきます。

ボード全体

Comments

No title

はちどうきゅうどうさんのブログから来ました。
ひゃー、これは面白そうですね!
今や結構な値段が付くのでは。

娘に将来どのように投資教育をするか考えているところです。

No title

招き猫の右手さん、コメントありがとうございます。

記事にも書いたように、株式投資にはそれほど重点が置かれていないところが惜しいかな、と思いますが、対戦はそれなりに楽しめます。

金銭感覚がおかしくなるので(笑)、お子さんと楽しむなら注意が必要かもしれませんが、逆に、夢は大きくなるかもしれませんね。

10年以上前のゲームですが、今でも買えるようです(記事中のアマゾンのリンクで行けます)。
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プロフィール

すいさく

Author:すいさく
40代、2015年8月頃から投資らしい投資を始めた初心者の日々をつづっています。

インデックスファンド・国内外のETFを中心にバイアンドホールドを基本に投資していますが、日本・海外の個別株式も一部保有しています。

2017年2月現在の方針はこちら

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@suisaku_cacti

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