「塗り箸」みたいな投資が自分の理想

箸

はじめに


このところのビットコインの高騰や相変わらず強いFAAMGの様子を横目で見ながら、つくづく自分に合った投資スタイルは「塗り箸型」なのではないかと感じました。

塗り箸型の投資とは


この用語は私が勝手に作ったものです(笑)。

昔、「ちりとてちん」というNHKの朝ドラがあったのを覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

その中で、小浜の塗り箸職人だった主人公のおじいさんが以下のようなことを言う場面があります。

人間も塗り箸と同じや。

磨いで出てくるのは、この塗り重ねたものだけや。

一生懸命生きてさえおったら、悩んだことも、落ち込んだことも、きれいな模様になって出てくる。(「ちりとてちん」より)

このドラマはよく作りこまれていて、テンポも早くて好きだったのですが、中でもこのセリフが印象に残っています。

要するに、人生は、塗り箸のようにうすーくうすーく少しずつしか変化がないように見えても、振り返ってみれば大きく変化しているし、そこまでのいろいろな歴史が後になって表に出てくるというのがこの言葉の意味だと思います。

投資も、自分なりに考えながら少しずつ少しずつ続けていくことで、振り返ってみれば大きな変化があり、悩んだりもがき苦しんだことも含めて、それまでの経験がその後に生きるように感じます。

これが私の考える「塗り箸型」の投資です。

私は「大きな変化」が苦手


自分は「大きな変化」が苦手です。

もちろん、この歳まで生きているので、これまでも大きな変化はたくさん経験してきましたが、どちらかというと変化は最小限にとどめ、ちょっとずつやり方を変えながらずっと同じことを続けるのが得意な方だと思います。

投資に関しても、最初は1万円を投じるのも大きなストレスでしたし、多少は資産が積み上がってきた現在でも、アセットアロケーションを大きく崩すような投資はしたくありません。

そういう自分にとって、ほぼ唯一と言ってよい選択肢は、これまで行ってきたコアのインデックスファンドの積み立て投資や、低位株や単元未満株を中心としたサテライトの個別株投資でした。

個別株投資では2倍や3倍になっている銘柄もたくさん保有しているので、正直に言えば、もしこれが単元未満株でなかったら、と思う瞬間もないわけではありません(笑)。

その意味では、機会損失は結構あるのでしょう。

特定の銘柄や金融商品に集中投資できる人は(皮肉でもなんでもなく)本当にすごいと思います。

しかし、今の自分が過去に戻ることができ、過去の自分にどの銘柄が値上がりするか教えたとしても、(多少多めに投資するかもしれませんが)それらの銘柄だけに集中投資することはないでしょう。

どの投資法が正しい、ということではなく、自分にとってはそれしかあり得ないのです。

自分が安心するのは「小さな変化」


逆に、塗り箸のように、あるいはマリオカートのタイムアタックのように、少しずつ、少しずつ、小さくても確実に良い変化を積み上げていく瞬間を自分はとても快く感じます。

以前も書いたように、ロールプレイングゲームでも、パーティのバランスをとことん考えて、時間がかかってもダメージを最小にしながら敵を倒す戦法が得意、というか、それが楽しくてしょうがないです。

極端なことを言うと、それを十分楽しむことができれば、利益なんて一銭も出なくても嬉しいかもしれません。

(いやもちろん利益が出た方がいいに決まってますが…)

まとめ


多少の変化があっても、私のこのスタイルはずっと変わらないと思います。

今後、もしかしたらアマゾン株を1株くらい買うこともあるかもしれませんが、それは間違いなく、その行動が「小さな変化」に収まると確信したときです。

(実際、今もレンディング・クラブ(LC)というグロースになりそこねた銘柄を塩漬けにしていますし…(笑))

仮想通貨は、現在くらいのボラティリティならば自分が手の出すところすら想像できません(笑)。

これからも、うすーくうすーく利益を積み上げていきたいと思います。

そして、思うようにいかないときも、悩み苦しみながら、うすーくうすーくよい変化を重ねていくつもりです。

それで、満足できるのか?

それで、十分な老後資金は貯まるのか?

そう他人から聞かれたら、冒頭の「ちりとてちん」で人間を塗り箸に例えた後におじいさんが言ったセリフを返すことでしょう。

「(お前は)お前のなりたいもんになれる。」

今後もサボテンのように、塗り箸のように、資産をジワジワと育てていきたいと思います。

Comments

Private comment

プロフィール

すいさく

Author:すいさく
40代、2015年8月頃から投資らしい投資を始めた初心者の日々をつづっています。

インデックスファンド・国内外のETFを中心にバイアンドホールドを基本に投資していますが、日本・海外の個別株式も一部保有しています。

2017年2月現在の方針はこちら

twitterアカウントもつくりました↓
@suisaku_cacti

カウンター

検索フォーム

相互リンク

メールフォーム

Name:
Mail address:
Subject:
Body: