EPIとは


EPIは、ウィズダムツリーのインド株式ETFです。

インド株式を対象とした代表的なETFにはほかにもiShares MSCI India ETF (INDA)があります。

以下のページによると、2014年まではINDAの方がよりインド株式の主要インデックスであるSENSEXの値動きに近く、EPIの方がボラティリティが高めに出ているようです。

Choosing The Best India ETF Is Complex(ETF.com)

これだけを見ると、より分散が効いているように見えるINDAの方が魅力的に感じますが、残念ながらINDAは私が口座を持っているSBI、楽天、マネックスでは取り扱いがありません。

したがって、今回はEPIを買い付けることにしました。

EPIの総経費率は0.84%と少し高めです(2017年11月17日現在ファクトシートより抜粋、以下同じ)。

また、セクター内訳は以下の通りです。

1.金融 24.13%
2.エネルギー 18.76%
3.情報技術 16.21%
4.一般消費財・サービス 9.56%
5.素材 8.26%
6.ヘルスケア 5.96%
7.資本財・サービス 5.61%
8.公益事業 5.44%
9.生活必需品 4.20%
10.電気通信サービス 1.47%

組入上位銘柄は以下の通りです。

1.Reliance Industries Ltd 8.26%
2.Infosys Ltd 7.02%
3.Housing Development Finance Co 6.41%
4.Tata Consultancy Services Ltd 3.55%
5.ICICI Bank Ltd 2.85%
6.Oil & Natural Gas Corp Ltd 2.56%
7.Indian Oil Corp Ltd 2.19%
8.HCL Technologies Ltd 1.92%
9.Sun Pharmaceutical Industries 1.91%
10.Hindustan Petroleum Corp Ltd 1.84%

業種別組入上位と同様に、金融、情報技術、エネルギーセクターが多い印象ですね。

FMとは


FMはMCMIフロンティア・マーケット100インデックスに連動するブラックロックのETFです。

フロンティアマーケットというとどういう国が含まれるか気になるところですが、このETFには以下のような国の株式が組み入れられています(10位以内、2017年11月16日現在、公式ページから抜粋、以下同じ)。

1.アルゼンチン 19.95%
2.クウェート 17.72%
3.ベトナム 14.44%
4.モロッコ 7.71%
5.バングラデシュ 6.36%
6.ケニア 6.07%
7.ナイジェリア 5.58%
8.ルーマニア 4.77%
9.オマーン 3.90%
10.モーリシャス 3.28%

アルゼンチン、クウェート、ベトナムあたりが目立ちますね。

業種別でみると、以下のようになります。

1.金融 41.98%
2.電気通信サービス 12.36%
3.エネルギー 8.75%
4.不動産 7.39%
5.資本財・サービス 4.73%
6.公益事業 4.50%
7.生活必需品 4.44%
8.素材 2.33%
9.一般消費財・サービス 1.97%
10.ヘルスケア 1.73%

経費率は0.79%とこれも若干高めです。

組入上位銘柄は省略しますが、1位にはベトナム乳業(ビナミルク)が5.83%組み入れられています。

なぜこのタイミング?


EPI、FMのそれぞれの過去1年のチャートは以下のようになっています。

EPIn.png
(出所:Yahoo! Finance)

FM.png
(出所:Yahoo! Finance)

このような右肩上がりの上昇がこのまま続くとも思えず、必ずしもいいタイミングだと言いづらいですが、今回、このようなタイミングで買い付けを行った理由は以下の通りです。

新興国株式の割合をもう少し増やしたかった


私の(投資待機資金を含めた)最新のアセットアロケーションでは、日本株式が27%、先進国株式が46%なのに対して新興国株式は4.3%に留まっています。

長期的にはもう少し新興国株式の割合を増やしたいと思っていたので、若干の余裕資金ができたこのタイミングでリバランスを兼ねて投資を行う判断をしました。

インドとベトナム(特にビナミルク)にはずっと投資したかった


私は新生UTIインドファンドを保有していたこともあり、以前からインドETFには興味を持っていました。

上述したように本当はINDAが欲しかった(各社には要望を出しています)のですが、それが叶わない以上はEPIが次善の策のように思えます。

また、フロンティア・マーケットの中では、特にベトナムが気になっており、その中でもベトナム国内で圧倒的なシェアを持つビナミルクに投資したかったといういきさつもあります。

ベトナムに対しては、1国に投資対象を絞ったVNMなどのETFもありますが、自分の場合はそこまでベトナムに賭けるつもりもなかったので、フロンティア・マーケット全体に投資するFMは悪くない選択なのではないかと思っています。

後悔最小化の意味もないわけではない


正直に言えば、今回の選択が、インドやフロンティア・マーケットへの投資をしないことに対する後悔の最小化でなかったとは言い切れません。

上述のように、私は従来からインド(やベトナム)には注目しており、たわら新興国株式などを通してある程度投資をしてきてはいましたが、通常のエマージング・マーケットインデックスではインドの割合はあまり高くないため、インドの経済成長や株価上昇を横目で見たくないという気持ちがくすぶっていました。

そこで、今回、EPIとFMを買い付けることによって、このような気持ちを静めることを狙っています。

指値はかなり低く(EPIは26.3ドル、FMは30.96ドル)入れていましたし、1株ずつしか買っていませんので、多少の値下がりは怖くありません。

また、運良くしばらく好調が続くのであればそれもよしです。

おわりに


新興国株式市場はボラティリティが大きいので、EPI、FMのいずれもあくまでもサテライト投資に留めるべきだと感じます。

実際、今回ぐらいの少額投資では、全体のパフォーマンスにほとんど影響はないでしょう。

これは、日本株式、先進国株式などを中心に行うオーソドックスなインデックス投資から見たら些細(あるいは非効率)な話なのかもしれませんが、このようにいくつかのETFを組み合わせることにより、特定のマーケットへの投資額を調整したり、後悔最小化をしたりする効果は、(少なくとも私の場合は)小さくないように感じました。

この選択が吉と出るか凶と出るかについては、一喜一憂せずにもう少し様子を見てみたいと思います。

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プロフィール

すいさく

Author:すいさく
40代、2015年8月頃から投資らしい投資を始めた初心者の日々をつづっています。

インデックスファンド・国内外のETFを中心にバイアンドホールドを基本に投資していますが、日本・海外の個別株式も一部保有しています。

2017年2月現在の方針はこちら

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