自分が感じるインデックス投資の面白さ

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はじめに



私は、個別株式やアクティブファンドにも投資していますが、自分の資産形成において、インデックス投資はやはり中心的存在です。

そこで、自分の場合、インデックス投資の何が「面白い(楽しい)」か考えてみました。いくつかの項目は既にいろいろな方が指摘されていますが、投資歴の若い自分ならではの意見もあるかもしれないと思い、以下に挙げてみます。


1.山登りのような達成感がある


特に積立投資に言えることですが、1回1回の投資額は小さくても、少しずつ金額が積み上がっていくと、登山である程度上ってから下界を見るときのように「ずいぶん遠くに来たものだ」と感じます。

調整で一時的に株価が下がっても、長い目で見ると少しずつ資産額のグラフが右上がりになっている、これはとても楽しいです。

貯金が趣味だという方もいらっしゃいますが、それに近いかもしれません。これは、値動きがある程度抑えられたインデックス投資ならではの特徴のように思います。

もちろん、貯金とは違い、資産額が急減してしまうこともありますが、リスク許容度を十分に考慮すればそれほど苦になりません。ボスと戦ってゲームオーバーになったりしながらもコンティニューして経験値を貯めていくRPGのようなイメージかもしれません。

一攫千金を目指す派手さはないものの、これはインデックス投資の楽しさだと言ってよいと思います。

(リーマンショック級の暴落が来たときにもここまで悠長なことを言えるかどうかは分かりませんが、自分なりに頑張っていくつもりです。)

2.世界経済の箱庭を作れる


自分の部屋にいながらにして、アップル、P&G、トヨタ、ユニリーバ、など、国内外の優良企業を揃えられるインデックス投資はとても楽しいです。

より企業の顔が見たくて個別株投資も行っていますが、TOPIX連動など市場を丸ごと買うタイプのインデックスファンドでも、多数の企業が含まれています。

組入上位でなくても、新聞で新事業が取り上げられたあの企業にもこの企業にも自分は投資しているのだ、と感じられるのはとても楽しいです。

これらの企業の個別株式を全て購入することも原理的には可能ですが、自分で時価総額に応じたウェイトの個別株式を買い付けるには手間も元手も必要ですし、個人で国外(特に米国以外)の株式を購入するのもかなり大変です。しかし、インデックスファンドに投資すれば、誰でも簡単にこのような投資を行うことができます。

ときどき、いかがなものか、と言いたくなる企業もインデックスには含まれていますが、それも現実の経済の箱庭であるからこそ。良くも悪くも経済の動きをそのまま反映していると思えば、それもまたよし。

3.リスクを抑えながらメリハリをつけることができる


セクター・国別インデックスファンド・ETFやいわゆるスマートベータを利用すると、個別銘柄にあるリスクを抑えながら、メリハリをつけて投資を行うことができます。

たとえば、先日紹介したJPX日経中小型株指数には、コシダカホールディングスなど、私が個別株式で保有している、あるいは保有を検討した銘柄が多数含まれています。

また、日経高配当株50指数では、やはり自分が個別株式で保有しているブリジストンなど、日経平均構成銘柄の中で配当利回りが高い銘柄が含まれています。

海外ETFや海外株式を対象としたファンドでも、バンガードのVTのように1本で世界中の株式に投資できるものもあれば、I-mizuho東南アジア株式インデックスファンドのように、ASEAN諸国に投資するものもあります。

バンガードのVYM,VIG、iSharesのHDV、SMT米国配当貴族株式インデックスオープンなどのようにやはり高配当や連続配当銘柄に絞ったものもありますし、(日本の証券会社では買えないと思いますが)WSKYのように、ウィスキー関連銘柄に投資するというETFすらあります。

これらの指数に連動するインデックスファンドやETFを購入すれば、やはり、個別株式を購入するよりずっと手軽に、かつ個別株式に投資しようと思った目的に合った投資を低コストで行うことができます(タイとマレーシア、インドネシアの企業に投資したいからとそれぞれ現地通貨を保有するのは大変ですが、I-mizuho一本で投資できるのは快適です)。これはとても楽しいです。

国内ETFには流動性などの問題もありますが、いろいろなインデックスファンドやETFが商品化されて、さらに広い選択肢の中から自分に合ったものを選べるようになれば、これまた楽しいに違いありません(個人的には日経アジア300連動のインデックスファンドが欲しい!)。

4.番外:数字(基準価額)が毎日変わる


個別株式ほどではありませんが、インデックスファンド(投資信託)は毎日基準価額が変わります。

私は、これがたまりません。

一般には、むしろボラティリティは小さい方がいいという方が多いと思うので、たぶん変わった性格なのでしょう(笑)。

日経平均が下落した翌日に見ると、やはり日本株式インデックスファンドの基準価額も下がっていて「ああ、なるほどなあ」と思います。ダウ平均が最高値を更新した、というニュースを聞くと、自分のファンドも上がっています。数字を媒介にして、市場とつながっているような感覚です。

この感覚は貯金では味わえません。

数字が生き物のように変わる、という意味では個別株式はさらに魅力的かもしれませんが、あまりコロコロ数字が変わると気になって他のことが手につかないので、インデックスファンドの1日1回数字が変わる、くらいでちょうどいいのかもしれません。

また、いろいろな数字を見たいと思うと、同じ資産クラスでちょっとずつ違うファンドを保有して収集がつかなくなってしまう可能性もあります。自分も、VTIとVOO、HDVとVYMなど、かなりかぶった内容のETFや投資信託を保有しているので、シンプルさだけは忘れないようにするつもりです。

おわりに


というわけで、自分なりに感じるインデックス投資の楽しさを挙げてみました。

共感していただけるものもあるかもしれませんし、さっぱりわからん、というものもあると思います。

また、投資自体は楽しくなくても、それ以外のこと(仕事やプライベート)が楽しいからいいのだ、という考えも良く分かります。これもインデックス投資の魅力だと感じます。

上に挙げたような楽しさを感じているのも、投資歴が1年ちょっとで新鮮なうちだからかもしれません(実際、最初は張り切って更新していたMoney Forwardも、最近は自動更新されるまで放置していることもしばしばです)。

ただ、自分が今こういう楽しさを感じている、という事実は、述べておいても損しないんじゃないかと思います。何かの参考になれば幸いです。
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