自分が感じるインデックス投資の面白さ

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はじめに

私は、個別株式やアクティブファンドにも投資していますが、自分の資産形成において、インデックス投資はやはり中心的存在です。

そこで、自分の場合、インデックス投資の何が「面白い(楽しい)」か考えてみました。いくつかの項目は既にいろいろな方が指摘されていますが、投資歴の若い自分ならではの意見もあるかもしれないと思い、以下に挙げてみます。

住信SBIネット銀行の外貨積立サービスが熱い!(かも)

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1.はじめに

2016年10月段階では100円/ドル程度だった為替レートは、12月に約117円まで上がった後、2017年3月は111円程度と大きく変動しています。

そのため、海外ETFや個別株への投資のために米ドルが必要な自分にとって外貨を買い付けるタイミングは頭痛の種でした。

しかし、ツイッターで話題になっていた住信SBIネット銀行の外貨積立サービスを利用すれば、この悩みがかなり解消できるのではないか、ということに今さらながら気づきました。

「そのとき」になってみないと分からない

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11月のいわゆるトランプラリーから、米国株も日本株も、そして一時期は不要論も叫ばれていた新興国株も好調です。

私のポートフォリオでも、インデックスファンドの含み益が軒並み10~20パーセントを超えています(と思っている隙から、日米の株式市場で不穏な動きがありますが)。

当然のことながらここまでが相当な異常事態だと思いますし、急激に相場が上昇しているということは、それと同様、あるいはそれ以上の下落があるということだろうと思って、キャッシュポジションは維持し続けています。

2015年のいわゆるチャイナショックの後から投資らしい投資を始めた私は、これまで暴落らしい暴落を経験していません(2016年初めの調整は無我夢中のまま過ぎてしまったという感じです)が、ひねくれ者の自分としては、そういうときの方が一層投資に熱が入りそうな気もしないわけでもありません。

また、私はサボテン栽培をしていることから、いい時も悪い時も一定のペースでコツコツと物事に取り組むことの大切さはよく理解しているつもりですし、アホみたいに忍耐強くて、普通の人だったら絶対にやらないような地味なことを淡々とやるのも得意です(下記の過去記事参照)。

サボテンのように(サボテンのように資産を育てるブログ)
お金持ちになる条件(サボテンのように資産を育てるブログ)

また、先輩インデックス投資ブログなどを読みながら、いざ、暴落が起きてしまったら自分の気持ちはどうなるか、頭の中で何度もシミュレーションしてきました。

梅屋敷のランダムウォーカーさんの2008年の記事から学ぶこと(サボテンのように資産を育てるブログ)

しかし、そんな私でも不安です。

人間は弱いもの。本当に「そのとき」になってみなければ、その心境は分からないからです。

これまでピンチになっても(愚痴をこぼしながらでも)何とかやってきた自分も、いざ暴落を経験したら、考えが変わってしまうかもしれません。

暴落はいつ来るか分からない、どれだけ下がるのか、今後上がるのかさえもわからないからこそ怖いわけで、そのときに「絶対」に冷静さを保てる自信があるかと聞かれれば、胸を張ってイエスとは答えられないような気がします。

でも、少なくとも、これまでブログやツイッターを通じて交流させていただいた先輩・仲間のインデックス投資家の方々との日々、先輩ブログに書かれた知恵は、このような状況から自分を救ってくれるように思います。

リーマンショックの後も、放置あるいは狼狽売りするより投資を続けた人の方がリターンが大きくなった、というデータもあります(たとえば下の記事)し、そのときになってみないとわからないとは言え、前を向いて市場に残り続けることが良いということは、少なくとも理性では確信を持って理解しているつもりです。

もし積立投資をスタートして1年後にリーマンショックがきたとしたら…?(低コストの投資信託で資産形成)
資産運用のキモは積立+株価暴落時のスポット買い!リーマン・ショック後の大量買いで資産を増やしたインデックス投資家・虫とり小僧さんの手法を公開!(ダイヤモンドZAI)

もし、本当に正気を失いそうになったら、せめて他の方にご迷惑をかけないようにツイッター(ブログも)は止めてしまうかもしれませんが、そのときは「すいさくは自分に負けた」と思っていただければ結構です(笑)。

『山月記』(下記リンクで全文を読めます)をひねって「しかし、その時、眼の前の日経平均が4000円下がるのを見た途端に、自分の中の人間は忽ち姿を消した。再び自分の中の人間が目を覚ました時、自分のツイッターアカウントは罵詈雑言に満たされ、あたりにはブロックの跡が散らばっていた」というネタを思いついたのですが、自分で書いていても若干引いてしまったので、とにかくそうならないように用心しながら、歯を食いしばっていきたいと思います(笑)。

中島敦 山月記(青空文庫)

(ちなみに、日経平均の1日の下落幅の最大値は、1987年10月20日の-3836.48円とのことですが、このときは確かまだ値幅制限がなかったころですよね。)

今からこういうことを書くのは変なのかもしれませんが、いざというときのための心構えとして自戒をこめて。

JPX日経中小型株指数が登場

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日本経済新聞と東京証券取引所が発表した中小型株を対象とする「JPX日経中小型株指数」は3月13日から算出・公表が始まっています。

構成銘柄など指数の詳細については、日経平均プロフィル公式サイトの指数一覧から「JPX日経中小型株指数」を選んでご覧ください。

大型株より中小型株の方が株価上昇率が高いという「小型株効果」というアノマリーがあると言われていますが、倒産・業績悪化リスクは高くても、中小型株の方がより大きな成長率やキャピタルゲインを得られる可能性はあります。

こういう効果は実はないという説と合わせて、小型株効果についてはkenzさんのブログで触れられています。

小型株効果の要因と「小型株効果は実はない」という説の紹介(インデックス投資日記@川崎)

私は、(多少の紆余曲折もありながら)MSCIコクサイとTOPIX、MSCIエマージングを中心とした基本的なインデックス投資をコアにしていますが、これらが必ずしも対象としてない中小型株にはかなり未練があります。

米国の小型株までカバーするETFのVTIやアクティブファンドであるひふみプラスなどを保有している理由の一つはこのようなことです。

ひふみプラスは理念にも共感できますし、運用成績も素晴らしいと思いますが、先日のカンブリア宮殿で取り上げられたことで100億円超とも言われる流入があったそうなので、将来もこのような運用成績が維持できるかについては率直に言って疑問がないわけでもありません。

このような中長期の資産形成を目的としたアクティブファンドに短期的な運用成績を求めるのは誤りだと思いますが、私自身は理念に必ずしもこだわりがあるわけではないので、JPX日経中小型株指数のような中小型株のインデックスがあるのなら、それに投資する方が自分に合っているかもしれません。

このインデックスに連動した投資信託やETFも設定されるようです。

投資信託(ニッセイAM「ニッセイJPX日経中小型株アクティブファンド」)については、指数を直接使用するのではなく、その中でさらに組入銘柄を40~60程度に絞り込むアクティブファンドだとのことですので、そこまで興味が惹かれません(中小型株は流動性が低いので、絞り込まざるを得ないのかもしれません)。

信託報酬率が年率1.44%(税抜)とひふみより高く、販売会社も三菱系列の三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社のみとなっているのも購入を躊躇させる要素かもしれません。

しかし、三菱UFJ国際投信から設定される予定のETF(eMAXISシリーズ?)はこの指数に連動させるようですので、購入価格によっては検討してみたいと思います。

このETFに関しては、バリュートラストさんでも紹介されています。気になる信託報酬率は0.500%(税抜)とのことです。

三菱UFJ国際投信がJPX日経中小型株指数連動型ETFを新規設定(バリュートラスト)

日経さんは、以前発表された日経平均高配当株50指数や日経アジア300など、最近魅力的なインデックスを次々と発表していますが、将来のインデックスファンドの普及を見越して先手を打ってきているのかな、と思います。

この調子で、魅力的なインデックスとそれに追従するインデックスファンドが増えてくれると嬉しいですね。

SMT米国株配当貴族インデックスオープンウォッチ2017年2月分

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SMT米国配当貴族インデックスオープンウォッチ2017年2月分です。

まず、ベンチマークとの乖離は、1ヵ月で-0.10%、3ヵ月で-0.31%、6か月で-0.56%、設定来で-0.58%とほぼ前月並の水準です。

次に、組入上位銘柄は、

銘柄名業種組入比率
1ABBOTT LABORATORIESヘルスケア機器・サービス2.10%
2CLOROX COMPANY家庭用品・パーソナル用品2.09%
3S&P GLOBAL INC各種金融2.07%
4CARDINAL HEALTHヘルスケア機器・サービス2.06%
5SHERWIN-WILLIAMS CO/THE素材2.06%
6JOHNSON & JOHNSON医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス2.04%
7MEDTRONIC PLCヘルスケア機器・サービス2.04%
8KIMBERLY-CLARK CORP家庭用品・パーソナル用品2.03%
9GENERAL DYNAMICS CORP資本財2.00%
10WALGREENS BOOTS ALLIANCE INC食品・生活必需品小売り2.00%


となっています。今回は個別株式でも保有しているジョンソン&ジョンソンが上位に顔を出したほか(注:最初の文章では「初の上位」と書きましたが、以前も上位に入っていたことがあります)、ヘルスケアセクターの企業が多かったように思います。それ以外にもキンバリー&クラークやウォルグリーンなどの有名企業も初のランクインではないでしょうか。

毎月のようにランクインする銘柄もあるので、これからもザ・ベストテンのノリで楽しんでみます。